金澤麦酒の造り手

愛する金沢の地で醸造に情熱を注ぐ。

これまで日本各地で造られてきたクラフトビール。ここクラフトの街金沢でも、質の高いクラフトビールを生み出そうと2015年に金澤ブルワリーを設立し製造に向けて準備して参りました。醸造免許を取得し、2016年春にようやくお披露目となった『金澤麦酒』。同年末には、醸造に携わること25年以上の経験豊富な仲間も加わり、新たなスタートを切りました。奥深い醸造を日々追求し、世界でも負けない美味しい商品づくりに努めて参ります。

金澤麦酒の造り手

金澤ブルワリー代表

鈴森 由佳

私の中で大きな契機となったのは2年間のカナダでの留学です。改めて自分の故郷である日本、そして金沢への誇りを強く感じ、帰国後はそんな故郷に深く携わり、貢献できることをしたいと考えました。また、私が心動かされたものの一つに、人々の生活に密着している「クラフトビール」の存在がありました。私の中のこれまでのビールのイメージを覆す驚きがそこにはありました。その地域でしか生み出せない味であることもあり、多種多様なクラフトビールが存在し、世界中で嗜まれていることを実感。帰国後、試行錯誤しながらも、1年後にようやく初めての醸造に至りました。
皆様に届けたいと思う味を生み出せるよう、繊細な酵母をはじめとした奥深い醸造について、日々学んでいます。同じレシピでも、造り手や場所、醸造過程でのわずかな違いによって、全く違う味が生まれる面白さを感じています。また、原材料の自家栽培、副産物の有効活用、6次産業への取り組み等、新たなことにも積極的に取り組んでいきます。金沢でのクラフトビールに秘める無限の可能性を信じ、常識にとらわれないものづくりを追求し、夢を与えられ、社会に貢献できる会社を目指します。そして皆様に愛され親しまれる商品づくりに努めて参ります。

醸造家(金沢本社)

高橋 勇一

かほく市出身、醸造担当の髙橋です。大阪、梅田にてクラフトビール専門店の店長を6年間勤めておりました。クラフトビール好きのお客様に直に販売する楽しさ、喜びを感じていましたが、次第に造りの方にも興味が出てまいりました。せっかくなら地元石川でクラフトビールの発展に尽力したいと思い、こちらで醸造をさせていただいております。 今後も金沢、ひいては日本全国のクラフトビールブームを牽引していけるような、美味しいビールを作っていけるように日々邁進して参ります。

醸造家(金沢本社→能登島第二工場)

山本 昌幸

山と海を目の前にした環境の素晴らしい能登島工場で、大好きなビール造りに携われる喜びを深く感じています。 モルト(大麦)を粉砕しての仕込みから、発酵、熟成、容器詰めとビール造りも奥深く、これまで飲む楽しさしか知らなかった自分ですが、醸造家となって造る楽しさも知り、更にビール愛も深まりました。 地元の皆様に愛され親しまれるビール造り及び仲間と共に楽しく仕事ができる職場(工場)環境を心掛け頑張ります。